ルール(Round 1)

Opening Phase Round1でのネットワークのルールを説明します。


設定情報

Emethクライアントに設定する設定情報は以下の通りです。

Round 1 設定情報
EmethCoreコントラクト
(emethConttactAddress).

0xa65617fFf0c9b5760B5E8AF111C8cc9604588ff2

EMTトークンコントラクト
(tokenContractAddress)

0x8652b03be5fdd664f342d6c9a888239fd3d65852

Storage API
(storageApi)

ec2-13-208-214-161.ap-northeast-3.compute.amazonaws.com


ネットワーク情報

Emethネットワークの設定情報です。

Round 1 ネットワーク情報

Verifier fee

0


JOBの割当

Emeth Coreコントラクトにattachされたノードには、ネットワークからJOBがアサインされます。 JOBとは、ユーザによってネットワークに投入された計算依頼のことです。 本来はモデル計算を行いたいユーザからのJOBがネットワークに流れるものですが、Opening Phaseでは まだ十分な依頼者がいないため、予め用意されたリクエスターBOTにが常時JOBを投入します。

Round 1で投入されるJOBは、約100MBのデータセットによる自然言語モデル計算です。

最大で、各ノードに接続しているworkerの数と同じ数のJOBが同時に割当てられます。


計算結果の検査

ノードがJOBを引き受けると、GPUを用いた計算処理が始まります。 計算にかかる時間はマシンスペックとconfigのパラメータによって変わりますが、 1 JOBあたり数時間から十数時間です。

【参考】GeFource RTX 3080 (GPU Memory 10GB)、batchsize=3, epoch=2の場合で約6時間程度

計算が完了すると、ノードはネットワークに結果をsubmitします。 ネットワークに常駐するVerifierによって計算結果の検査が行われ、十分な精度のモデルができているか判定されます。

検査をパスするとJOBは完了となり、リワードを獲得するためのシェアを得ます。 検査をパスできない場合、シェアは得られません。

パスできない場合はepochの値を増やすことで精度が高まります。


1日あたりの処理上限

Opening Phaseではまだネットワーク参加者が少ないため、報酬トークンの極端な偏りを防ぐ措置として 1ノード辺りの獲得できるシェアに上限を設けています。

1日辺り8つのJOBがVerifyされると、その日はそれ以上のシェアを獲得できなくなります。シェアは獲得できませんが、引き続きJOBを引き受けることは可能です。 日が変わるとリセットされます。1日の起点はUTC 0:00です。